80200番代車の製作
「関西色の80形編成」製作記
2.車体の加工
 
車体キットの組み立て。
 
ボディーキットを一部を除きストレートに組みました。 後で加工が面倒な「仕切」と「便所」は車体組立て中に設けました。
     
クハ86 モハ80 サハ87
   @ 正面の鼻筋強調。  
前項の“製作意図”に記しました通りプレスで表現されたHゴムを全て削り取り,洋白板[0.2t]を張った後,内周をくり抜きました
タテ方向の「鼻スジ」を作り出しました,次回からは窓下の横方向のスジも表現したいと思います。
   A ベンチレーターの「千鳥配置」。  
 キットは31年本予算以前の200番代(クハとサハは100番代)車を意図しているので箱形ベンチレータでその並びは一列配置です。これを昭和32年債務で製作された車輌にするため以下のように千鳥配置に直します。 但し,両端のベンチレーターは中央(センター)に位置し,且つ「箱形」です。 「昭和の鉄道情景1(ないねん出版)/野口昭雄」に参考となる屋根上の写真が載っています(Page74)。 
クハ86   クハ86の内部と台枠。
 
千鳥配置は屋根センターから互いに1mmづつオフセットします。
 
モハ80のベンチレーター取付孔を千鳥配置へ変更。   サハ87の内部と台枠。
  B サハ87およびクハ86のトイレ窓上部にベンチレーターを付ける。  
 
蛇足ですが, これは車号によって形状が異なっていますのでご注意下さい。
トップページ
お問合せ
関西の80形編成
製作意図(前書き)
車体の製作
屋根上機器の加工
床下機器の配置
台車,伝導装置の加工
塗装仕上げ,完成
図面,製作図